2級ボイラー技士は、ボイラーを扱う工場以外にもビルメンテナンス業界でも必須の国家資格です。
よって、工場やメンテナンス業界など、幅広くプラント業界に就職したり転職を考えている場合には、2級ボイラー技士の資格をとっておくと有利になります。
今回は最短2週間で2級ボイラー技士試験に合格する勉強法やテキストを紹介します。
ここで紹介する方法で、無事2週間で合格できたよ!
2級ボイラー技士の試験を考えている人は、是非参考にしてみてくださいね。
どれくらい勉強時間が必要?
まずは、2級ボイラー技士の合格率を知っておきましょう。
公式発表によると、ここ数年50~60%で推移しています。これは国家資格の中では大変高く、勉強すれば誰でも合格することができます。
って考えれば、怖くない!
勉強時間は、「独学で200時間程度必要」との口コミが多いように感じます。1日2時間程度を3ヵ月程度行えば筆記試験は十分合格できるラインです。
ちなみに著者は1か月(1日3時間)、つまり約100時間で合格できました。
よって、必要な勉強時間には個人差があると言えます。
もちろん勉強時間は多く確保するほど合格に近づくので、早め早めに勉強を開始することが一番です。
また、2級ボイラーは筆記試験だけではなく、ボイラーの実技講習を修了して初めて資格がもらえます。
この実技講習は筆記試験の前後どちらでもお好きな時に受けることができます。
2級ボイラー技士の最短合格のおすすめ勉強法
最短合格できる勉強法教えて!
仕事が忙しくて、時間を確保できないんだよね…
平日は毎日仕事をこなしつつ1か月で一発合格できた著者の勉強法を紹介します。
実際に使用した参考書を紹介しているので、参考にしてみてください。
その1. 参考書で独学
基本的にこの「参考書や過去問を繰り返し独学」して合格を目指す人が多いでしょう。
2級ボイラー技士の合格率が50~60%と高く、参考書もAmazonで簡単に手に入るので独学で十分と言えます。
後で紹介する通信講座などの方法もありますが、独学に比べお金がかかるのでおススメしません。
独学におすすめの参考書
2級ボイラー技士の参考書が多すぎて、どれを選べばいいの…!?
Amazonや本屋で実際に見るとわかるのですが、2級ボイラー技士の参考書はたくさん出回っていて、どれを買うべきか悩んでしまいます。
そこで、おすすめの参考書をいくつかピックアップしました。
愛用した2級ボイラー技士の過去問題集です。過去6回分の試験の過去問と詳しい解説が掲載されています最短1か月合格には欠かせない1冊で、この問題集を繰り返し解くだけで試験本番に向けて十分な腕慣らしをすることができます。
どれを選べばいいか悩む方は、まずはこの1冊を手に入れることがおススメ。
とは言え、こちらは過去問なので「ボイラーってナニ?」といったボイラーに関するそもそもの知識を身に付けたい場合は、これとは別にテキストを1冊用意しましょう。(後述するユーキャンのテキストがおススメ)
こちらは、ボイラー技士試験を開催している日本ボイラ協会が出版している問題集で、主催者が出版しているということもあり、人気があります。
2級ボイラーの過去問とは違う問題が収録されているので、問題演習中心に進めたい方や、少し難しい問題にもチャレンジしたい方におススメの1冊。幅広く2級ボイラー技士の勉強をしたい方にピッタリです。
資格試験で有名なユーキャンから渾身の書下ろし。「ボイラーってナニ?」という最初の1歩から丁寧に解説してくれる教科書のような1冊です。
テキストの内容も最新情報で書かれているので、2級ボイラー技士の試験に合格するのに必要な知識はこの1冊で身に付きます。
ここで紹介した3冊は著者も使用しましたが、1か月という短期間で効率的に合格するには欠かせない参考書です。
3冊すべて購入する必要はありませんが、どれか1冊だけでも手に入れておきましょう。
その2.動画(Youtube)で独学
テキストだと、お金がかかるし文字を読みたくない…
こんな方におススメなのが、Youtubeでの独学。
最近Youtubeは生活の一部になっているので、Youtubeならやる気が出る方も多いハズ!
Youtubeの動画はクオリティも上がってきているので、独学するのに十分と言えます。また、場所を気にせずどこでも学習できるメリットもあります。
まずは、Youtubeに勉強できる動画があるか探してみましょう。
その3.通信講座や専門学校
参考書や動画での独学以外に、通信講座や専門学校で勉強することも1つの手でしょう。
しかし、この方法はこれまで紹介した参考書や動画学習に比べてお金が高くなります。
ただし、合格率が50~60%とかなり高いので、「わざわざ高いお金を払う必要はなさそう」というのが著者の意見。
そのお金で別の資格を受験してみるのもいいかも!
2級ボイラー技士の勉強法【これで1発合格】
参考書を手に入れたとしても、どうやって勉強を進めていけばいいのか悩むと思います。
そこで、ここでは著者が1発合格できた勉強法を具体的に紹介します。
- 自分に合った参考書やテキスト、動画を用意
- 参考書をサッと目を通してタイムスケジュール作成
- あとはひたすら問題演習
- 実技講習を先に受けることも忘れずに!
まずは、先ほど紹介した勉強法の中から自分いあった勉強法を選びましょう。
参考書の準備も忘れずに!
2級ボイラー技士には筆記試験と実技試験がありますが、実技試験は勉強不要です。
実技試験では、実際にボイラーを正しく操作できるかを受講生全員で行います。
操作方法が書かれた紙を見ながら実技試験を行いますので、心配いりません!
先生の話をよく聞いて、手元の神とにらめっこしながら受験すればだれでも通ります。
言われたとおりに操作できれば実技試験で不合格になる人はまずいないので、ご安心を!
- 自分に合った参考書やテキスト、動画を用意
- 参考書をサッと目を通してタイムスケジュール作成
- あとはひたすら問題演習
- 実技講習を先に受けることも忘れずに!
次に、用意した参考書にサッと目を通して、その1冊を理解するにはどれくらい時間がかかりそうか考えます。
難しく考えず、直感でOK!
この直感を頼りに、自分がどの程度勉強時間を取れるかをあらかじめ計算しておきましょう。
もし、悩む場合はネットで情報が多い、200時間(1日2時間を3か月)と考えればOKです。
- 自分に合った参考書やテキスト、動画を用意
- 参考書をサッと目を通してタイムスケジュール作成
- あとはひたすら問題演習
- 実技講習を先に受けることも忘れずに!
後は参考書を読みこみつつ過去問を使って問題演習をこなすだけ!
特に、試験では過去問と似た問題が出題されることが多いので、過去問をたくさん解いて解き慣れておくことが大切です。
過去問は試験本番までに全問正解できるまで繰り返し解きましょう。
- 自分に合った参考書やテキスト、動画を用意
- 参考書をサッと目を通してタイムスケジュール作成
- あとはひたすら問題演習
- 実技講習を先に受けることも忘れずに!
すでに解説したように、2級ボイラー技士は実技講習を受けて修了書を手に入れる必要があります。
そのため、講習会の予約を忘れていて実技の講習を受けられない場合には免許は発行されません。
あらかじめ受けておけば実技講習を慌てて受ける必要もなくなり、筆記試験委向けた勉強の補強にもつながるので、筆記試験前に済ませておくことをおススメします。
まとめ
2級ボイラー技士は工場などで必要な人気のある国家資格です。
また、合格率も他の国家資格に比べて大変高く、コツコツと勉強できればそこまで難しい内容ではありません。
実技講習の予約さえ忘れなければ、あとは勉強するだけです。
試験本番まで油断せずにコツコツと勉強を進めましょう。
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