最近ウワサの「G検定」が気になる…。そもそも取得メリットあるの…?
G検定は、AIやディープラーニングについて専門用語や専門知識が問われる注目されている試験で、年々受験者数が増えています。
今回はG検定の難易度や勉強時間、そもそも取得メリットがあるのかについて徹底的に解説します。
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- この記事の著者は、2021年11月の試験に合格したばかり
- AIの知識はほぼ0でしたが、2週間で合格!
合格してました!今日お酒飲める口実を手に入れました✌🏻️ やったね✩°。⋆⸜(*˙꒳˙* )⸝#G検定 pic.twitter.com/Uz6LKp1kF7
— 肝臓限界OL (@ponbloging) November 19, 2021
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G検定とは
G検定は日本ディープラーニング協会が開催している資格で、AIやディープラーニングに関しての知識や理解が問われます。
最近、「AI・ディープラーニング」といった言葉をよく耳にすると思います。実際、AIの活用・研究は活発に行われていますが、まだまだ活躍できる人材が不足しています。
そのためには、AIに精通した人材確保・育成が大切です。そこで、日本ディープラーニング協会が現時点での腕試しの位置づけで作った資格です。
実際、G検定ではAIやディープラーニングの基礎知識が幅広く出題されます。
ちなみに、G検定の上位資格として「E資格」もあります。
ちなみに、G検定の「G」は「generalist(博学、万能)」の頭文字「G」です。
G検定 合格率
2017年に始まって以来、G検定の合格率は以下のように推移しています。(出典:「AI(人口知能) 関連メディア」)
このように、合格率は60%程なので、難しい試験ではなく勉強さえすれば誰でも取得できます。
また、合格者としては20代が最も多く、10代や60代〜70代の合格者も少なからずいるようです。
G検定の取得メリット
合格率が60%を超えているなら、取得メリットあるの…?
結論としては、「AIやディープラーニングの分野のとっかかりにしたい人や転職活動に役に立つ」と言えます。
というのも、今後AIやディープラーニングの分野はますます発展していくことが予想されるので、まずは知識を得る目的で資格取得をするのはアリです。
また、G検定は2017年から始まった新しい資格なので、資格保有者数がまだ少ないため希少性が高いです。よって、転職活動の役に立ちます。
ちなみに、著者も転職活動でG検定をアピールしたところ、企業から大変好印象を持ってもらえました。
G検定 受験について
ここまでG検定についてまとめてきましたが、受験する際の申し込み方法や試験範囲についてまとめます。
試験日と申し込み・受験方法
年3回(3・7・11月)に開催され、申し込みはディープラーニング協会の専用Webサイトから受け付けています。
また、受験資格は特にないので、申し込みさえすればどなたでも受験できます。
試験範囲
試験時間は120分(多肢選択式・220問程度)で、受験場所はオンラインなので、ネット環境がある場所であればどこでも受験できます。
また、一般的な資格試験と違い、試験中は「ネット検索し放題」です。問題もAIに関するコンテストの名前や、開発した人物名などが出題されます。こうした知識は覚えるのが大変なので、「検索力」も大事になってきます。
★試験範囲
- 人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
- 人工知能をめぐる動向
- 人工知能分野の問題
- 機械学習の具体的手法
- ディープラーニングの概要
- ディープラーニングの手法
- ディープラーニングの研究分野
- ディープラーニングの応用に向けて
試験に関する詳しい情報は、【一般社団法人日本ディープラーニング協会 | G検定とは】もご確認ください。
G検定 まとめ
最後にG検定についてざっくりまとめると
- AIやディープラーニングについての試験である(上位資格にE資格がある)
- 内容は高度だが、合格率は60~70%と高め
- 試験方法は独特で、ネット検索し放題⇒「検索力」が大事
AIやディープラーニングの分野に興味がある方にはぜひチャレンジしてほしい試験です。また、上位資格のE資格を目指すのもアリです◎
また、ネット検索し放題とは言え、2時間で220問ほど、つまり1問30秒で回答するペースになるので、試験勉強はしっかりやっておきましょう。勉強時間や難易度は別記事で公開しますので、お楽しみに!
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