日商簿記検定を受験する、アナタ!
2020年間12月から日商簿記検定のネット試験が開始したのは知ってますか?

これまでのペーパー試験との違いを理解していないと大変なことに…!
そこで、今回は日本商工会議所で発表されている内容に基づいて、ネット試験で何が変わるのか具体的に見ていきます。
2020年12月開始!ネット試験とは?
2020年12月に開始したばかりの簿記検定 ネット試験。
一説によると、コロナ禍でも、これまで通り多くの人に平等に受験の機会を作りたい!ということで始まったとか。
これまでは指定された受験会場で年3回試験があったのですが、受験会場や時間に自由ができました。

自分の好きな場所で好きな時間に受けられるようになったんだよ!
とは言え、勉強の範囲が変わるわけではなく、これまで通り勉強すれば十分合格できます!
実際、著者はたった2週間の勉強で先日合格できました!必要以上に焦らなくてOKです。
ネット試験の概要
まずは、ネット試験について詳しく表にまとめてみます。
対象 | 2級・3級 ※1級は対象外 |
---|---|
申込受付 | 受験の3日前まで可能で、ほぼ毎日実施 ※場所・時間の変更も3日前まで可能 |
受験会場 | お好きなテストセンター |
受験料 | 2850円+事務手数料550円 ※ペーパー試験と同じ |
試験時間 | 3級:60分、2級:90分 ※ペーパー試験の場合︰3級・2級とも120分 |
出題範囲 | 変更なし |
回答方式 | パソコン上で回答 |
合格発表 | 試験終了後、自動採点でその場で合否が分かる |
ネット試験の注意点
では、ここらかは先程の表で気になるところをピックアップしていきます。
試験時間の短縮について
ペーパー試験では、3級、2級どちらも120分。
しかし、ネット試験だと3級は半分の時間、2級は3/4の時間に短縮されます。
一見すると、時間が短いネット試験の方が不利な気がしますが、そんなことありまけん!
当たり前ですが、時間が短い分、仕訳の数が少なかったり、第1問は単独で解ける問題が15問出題されるなど、配慮はされています。
とは言え、著者は難易度はそこまで大差がないと感じました。

ペーパー試験でもネット試験でも勉強量は変わらないよ。
ちなみに、2021年6月のペーパー試験もからは、ネット試験と同じ時間に変更されるようです。
ですので、これから簿記検定の試験を受ける方は、ネット試験でもペーパー試験でも好きな方を選択するのでOK!
出題形式の違いは?
出題範囲については、ネット試験・ペーパー試験どちらも変わりません。
また、先程書いたように試験時間も統一されるので、難易度に関しても大差ないです。
つまり、ネット試験とペーパー試験悩む場合は…

ネット試験はパソコン上、ペーパー試験は紙で回答。自分に合う方を!
これに沿ってお好きな方を選べばOK!
ペーパー試験の場合は、紙と鉛筆を使って回答します。
一方、ネット試験の場合は、パソコン上で回答することになるので、ペーパー試験と違って問題用紙に書き込みながら解くことができません。
試験当日
試験当日は、A4の白紙2枚と黒ボールペンの貸出がありました。
ですので、ネット試験でも紙は用意されるので、計算はちゃんとできます。
しかし、パソコン画面と手元の白紙で仕訳していくので、目線が上下します。
この辺りは慣れが必要かなと感じました。

例えば、簿記の勉強をする時は手元に白紙を用意して、自分で線を引きながら仕訳することがオススメ! 自分なりの解き方を確立しておこう✨
受験会場や受験日について
パソコンで受験できる設備が整った施設で受験できます。
全国に約100か所以上あり、この中からアナタのお好きな場所を選ぶことができます。

\「ネット試験」≠自宅で受験/
また、試験日はテストセンターごとに受験できる日程が違います。

試験までの時間を見ながら、受験場所と試験日をセットで決めるのがオススメ!
試験勉強をしっかりして、自分の好きな時に試験に臨むことができます。
この辺りはネット試験が有利です。
まとめ
これまで見てきたように、ネット試験はペーパー試験の回数が増えたものと考えればOK!
難易度や範囲はどちらも同じなので、まずは簿記の勉強を進めましょう。
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